このまま帰っちゃうのも
もったいないので、
思い切って京都に
途中下車することにしました。
今から3時間ほどで、
回れる京都の場所とは?
そうだ\(^o^)/!
いつも時間切れになって
思いが遂げられないままの、
「市比賣(いちひめ)神社」に
お参りすることにしよう!!
バスを降りたところで、信号待ちをしている京都のおばちゃんに道を尋ねると、
「ああ〜いちひめさんな」と、丁寧に教えてくださった。
案内のパンフレットによると、
市比賣神社の歴史は平安遷都にさかのぼり、
東西二つの市座(常設市場)の守り神として創建されたそうです。
祭神が、女神様であることから、女人の厄除け・守護の信仰があります。
その昔、皇子・皇女がお生まれになると産湯として使われた井戸。
平成の今も、水が湧き出ています。
そしてまた、ぷらぷら歩いて・・・・五条大橋より上がって、松原橋へ。
案内板によると、嵯峨天皇の命によりかけられた橋で、
この付近の松並木が美しかったところから、名前が付けられたそうです。
地名は、歴史を語りますねえ〜。
下を流れるのは、鴨川。
この鴨川の土手を
サスペンスドラマの
ように、
風に吹かれて
歩いてみたいと
思っていた
チャライ私。
・・・・
もちろん歩きました!
私の横を、
都の風を放ちながら、チリリ〜ンと自転車が通り過ぎていきます。
なんと〜ぉ、自転車の音さえ、みやび〜ぃ。
明らかに、
素人には見えない
お姐さんが、
墨絵の帯に
単衣の着物を
キリッと短めに着て、
足早に、小路に
消えて行きました。
京都よねえ〜〜〜。
松原橋をまっすぐ行くと「幽霊飴屋さん」があります。六波羅蜜寺のすぐそばです。
(幽霊飴のいわれは、以前書いたので省きます)
こちらの飴は癖がなくっておいしいので、いつも多めに買います。
その飴屋さんのななめ向かいに、
古着屋さん。(去年はなかった)
正面に打掛が飾られていました。
その刺繍に目が留まり、
見いっていましたら
お店のおばちゃんが二人、
待ってました!とばかりに
出てきて、
私のカメラを見て、
「こっちの着物もあっちの着物も
撮りよし!」と気がいい。
そして、
絶対買うはずがない旅人の私と、しばし着物談義。(よっぽど暇なのね)
京都は、よろしいなあ〜〜。
どこを切り取っても、歴史の重みがあって。